5年防災学習

  5年生が、総合的な学習の時間に「せんだい災害VR」を体験しました。これは、VR(バーチャルリアリティー)による災害体験を通じた体験型の防災学習です。説明を聞いてゴーグルを付けると、いよいよ体験開始です。こどもたちは、地震災害における、その予兆や発災の様子などを臨場感あふれる立体映像と音響で疑似体験しました。こどもたちに見えたのは、「緊急地震速報が鳴り始め、すぐに大きな揺れに襲われ、足元には物が散乱し大きな食器棚も倒れてくる…。揺れが収まった後、実際に頭を左右・後ろに向けてみると、部屋はめちゃくちゃの状態になっている…。窓ガラスも割れて散らばっている…。」こんな場面です。体験するこどもたちからは、「うわぁ…」という声が聞こえてきました。




 東日本大震災を経験していないこどもたちが、災害から命を守る力を身に付けるために、日頃からの備えや避難行動の重要性を考える機会になりました。ご協力いただきました仙台市防災安全協会の皆様、ありがとうございました。

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