4年生が総合的な学習の時間に,高齢者疑似体験を行いました。初めに,鶴ケ谷地域包括支援センターの職員の方から「ふくしについて」のお話を聞きました。地域にはいろいろな人が暮らしていますが,みんなの「ふ…だんの」「く…らしを」「し…あわせに」という考え方を教わりました。
次に,子供たちが一人一人,東北運輸局バリアフリー推進課からお借りした高齢者疑似体験セットを身に付けて歩いてみました。すると,周りが見えにくくなり,友達の声も聞きとりにくくなりました。また,体や手足が重くなり,さっきまで当たり前に歩いたり走ったりしていたのに,一つ一つの動作が思うようにいかなくなりました。杖があったり,手をつないで一緒に歩いてくれる人がいたりすると,安心して動くことができます。
今日の体験は,高齢者にはどんなことがバリアになるのか,バリアを感じている人はどんな気持ちなのかを考える機会になったと思います。子供たちには,いろいろな人が暮らす地域社会の中で,相手を理解しようと努め,自分にできることに取り組もうとする気持ちを育てていきたいと思います。
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